2009-10-15(Thu)
仕事柄、雑誌や新聞はよく目を通すんですが、
最近めっきり本を読まなくなりました(汗
たまに買うのは、新書やビジネス書ばかりで、
これはハートが枯れてしまう!
と、本屋に駆け込んでたまたま手に取ったのが
伊坂幸太郎「終末のフール」
前々からタイトルだけは聞いていた作品でしたが、
てっきり「週末のフール」だと思い込んでおり
「週末のおバカさん」って何だそりゃ。
と思っていたんですが、
あたしのがおバカさんでしたというオチでした。
よくある終末論というか、「最後の晩餐」論というか、
粛々と終末へと向かっていく日々を、飄々とした文章で描いたものかと思いきや
最後の最後、全力であがく人間の姿が端的に描かれ
ぐっと心をつかまれてしまいました。
たとえ世界が滅ぶその瞬間でも、
次の世代へと継いでゆこうとする生き物の本能ほど逞しいものはなく、
最後まで無様に未練たらしくしがみついて、つないでいくそれを、
あえて「希望」と呼びたいのです。
伊坂幸太郎、最後の最後に、またも落とし穴に落してくれました!
彼の作品は映像化されたものも多くあります(「週末のフール」はちょっと無理かもしれませんが)
最近のオススメはこの映画
「陽気なギャングが地球をまわす」
最近めっきり本を読まなくなりました(汗
たまに買うのは、新書やビジネス書ばかりで、
これはハートが枯れてしまう!
と、本屋に駆け込んでたまたま手に取ったのが
伊坂幸太郎「終末のフール」
前々からタイトルだけは聞いていた作品でしたが、
てっきり「週末のフール」だと思い込んでおり
「週末のおバカさん」って何だそりゃ。
と思っていたんですが、
あたしのがおバカさんでしたというオチでした。
よくある終末論というか、「最後の晩餐」論というか、
粛々と終末へと向かっていく日々を、飄々とした文章で描いたものかと思いきや
最後の最後、全力であがく人間の姿が端的に描かれ
ぐっと心をつかまれてしまいました。
たとえ世界が滅ぶその瞬間でも、
次の世代へと継いでゆこうとする生き物の本能ほど逞しいものはなく、
最後まで無様に未練たらしくしがみついて、つないでいくそれを、
あえて「希望」と呼びたいのです。
伊坂幸太郎、最後の最後に、またも落とし穴に落してくれました!
彼の作品は映像化されたものも多くあります(「週末のフール」はちょっと無理かもしれませんが)
最近のオススメはこの映画
「陽気なギャングが地球をまわす」
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