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「阿修羅城の瞳」 赤い華が美しい映画
先日、前の会社の同期と
埼玉の巾着田に曼珠紗華を見に行ってきました~☆


俗に言う彼岸花なのですが、
ななな、なんと、100万本の超群生!


これだけ生えてるとド迫力でしたよ!!

PAP_0051.jpg


椿や薔薇など、
赤い華はただでさえ迫力があるものですが、

やっぱり中でも彼岸花は独特の美しさがある花ですね。


夕方時に着いたからかもしれませんが、
鬱蒼と茂った木々の影に咲き乱れるは、本当にこの世とあの世の果てを思わせました。



そんなこんなで、

曼珠紗華が出てくる映画を脳内検索したんですが、さーっぱり思い浮かばないので(笑
「赤い華」の表現が美しい映画をご紹介します。


「阿修羅城の瞳」





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人の世を滅ぼそうとする鬼たちと、鬼を祓う外は“鬼御門”が激しい戦いをくり広げていた文化文政期の江戸の町。“鬼御門”の副長だった病葉出門は、とある事件をキッカケに“鬼御門”をやめ、舞台役者へと転身を。だがそんな彼が恋したつばきという女盗賊はなんと、恋をすると鬼に変身してしまう、哀しい宿命を背負った女性だったのだ……。



「おくりびと」で話題独占の
滝田監督作品です。


「劇団☆新感線」の舞台の映画化なので、
やはり演出やセットが一部平面的であったり、
市川染五郎の見得を切るシーンが大袈裟であったり、

けれども、それらも映像で見ると
豪華絢爛な映像世界と相まって、非常に斬新でした。



文化文政の江戸時代という時代設定で、
歌舞伎の要素もふんだんに取り込まれています。

難しい要素ですが、市川染五郎が主役を張ることによって
嘘のない派手さが、本当に格好良い。


さらに、ぽたぽたと落ちる紅い花や、
豪奢な阿修羅城のセットなど、

妖しく、破滅的な美しさ、にどんどんひきこまれていきます。


そしてスティングの「マイ・ファニー・バレンタイン」など
時代にはそぐわないはずなのに、なぜかその世界観にばっちしハマる
菅野よう子さんの音楽世界が全力で華を添えます。


そんな美しくも妖しく哀しい世界の真ん中に立つのが、
恋をすると鬼になる女―宮沢りえ。


たとえば、四谷怪談や雨月物語を
最先端のVFXを使い、徹底的に耽美的に描こうとしたらこうなった、という感じでしょうか。

久しぶりに、美しい映画を見た気分でした。



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ジャンル : 映画

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(非公開コメント受付中)

すごーーーい!
綺麗だけど妖艶って感じ~♪
(*^。^*)人(*^。^*)
阿修羅城の瞳 観てないです!
りえちゃんだったのかヽ(^。^)ノ

ぽちっとな~♪
>うさぎぴょん♪さん
宮沢りえが超~美人ですよ!

妖艶な彼岸花みたいに、赤い衣装もキレイでした!
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