「阿修羅城の瞳」 赤い華が美しい映画
2009-10-07(Wed)
先日、前の会社の同期と
埼玉の巾着田に曼珠紗華を見に行ってきました~☆
俗に言う彼岸花なのですが、
ななな、なんと、100万本の超群生!
これだけ生えてるとド迫力でしたよ!!

椿や薔薇など、
赤い華はただでさえ迫力があるものですが、
やっぱり中でも彼岸花は独特の美しさがある花ですね。
夕方時に着いたからかもしれませんが、
鬱蒼と茂った木々の影に咲き乱れる赤は、本当にこの世とあの世の果てを思わせました。
そんなこんなで、
曼珠紗華が出てくる映画を脳内検索したんですが、さーっぱり思い浮かばないので(笑
「赤い華」の表現が美しい映画をご紹介します。
「阿修羅城の瞳」
埼玉の巾着田に曼珠紗華を見に行ってきました~☆
俗に言う彼岸花なのですが、
ななな、なんと、100万本の超群生!
これだけ生えてるとド迫力でしたよ!!

椿や薔薇など、
赤い華はただでさえ迫力があるものですが、
やっぱり中でも彼岸花は独特の美しさがある花ですね。
夕方時に着いたからかもしれませんが、
鬱蒼と茂った木々の影に咲き乱れる赤は、本当にこの世とあの世の果てを思わせました。
そんなこんなで、
曼珠紗華が出てくる映画を脳内検索したんですが、さーっぱり思い浮かばないので(笑
「赤い華」の表現が美しい映画をご紹介します。
「阿修羅城の瞳」
Amazon.co.jp
人の世を滅ぼそうとする鬼たちと、鬼を祓う外は“鬼御門”が激しい戦いをくり広げていた文化文政期の江戸の町。“鬼御門”の副長だった病葉出門は、とある事件をキッカケに“鬼御門”をやめ、舞台役者へと転身を。だがそんな彼が恋したつばきという女盗賊はなんと、恋をすると鬼に変身してしまう、哀しい宿命を背負った女性だったのだ……。
「おくりびと」で話題独占の
滝田監督作品です。
「劇団☆新感線」の舞台の映画化なので、
やはり演出やセットが一部平面的であったり、
市川染五郎の見得を切るシーンが大袈裟であったり、
けれども、それらも映像で見ると
豪華絢爛な映像世界と相まって、非常に斬新でした。
文化文政の江戸時代という時代設定で、
歌舞伎の要素もふんだんに取り込まれています。
難しい要素ですが、市川染五郎が主役を張ることによって
嘘のない派手さが、本当に格好良い。
さらに、ぽたぽたと落ちる紅い花や、
豪奢な阿修羅城のセットなど、
妖しく、破滅的な美しさ、にどんどんひきこまれていきます。
そしてスティングの「マイ・ファニー・バレンタイン」など
時代にはそぐわないはずなのに、なぜかその世界観にばっちしハマる
菅野よう子さんの音楽世界が全力で華を添えます。
そんな美しくも妖しく哀しい世界の真ん中に立つのが、
恋をすると鬼になる女―宮沢りえ。
たとえば、四谷怪談や雨月物語を
最先端のVFXを使い、徹底的に耽美的に描こうとしたらこうなった、という感じでしょうか。
久しぶりに、美しい映画を見た気分でした。

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人の世を滅ぼそうとする鬼たちと、鬼を祓う外は“鬼御門”が激しい戦いをくり広げていた文化文政期の江戸の町。“鬼御門”の副長だった病葉出門は、とある事件をキッカケに“鬼御門”をやめ、舞台役者へと転身を。だがそんな彼が恋したつばきという女盗賊はなんと、恋をすると鬼に変身してしまう、哀しい宿命を背負った女性だったのだ……。
「おくりびと」で話題独占の
滝田監督作品です。
「劇団☆新感線」の舞台の映画化なので、
やはり演出やセットが一部平面的であったり、
市川染五郎の見得を切るシーンが大袈裟であったり、
けれども、それらも映像で見ると
豪華絢爛な映像世界と相まって、非常に斬新でした。
文化文政の江戸時代という時代設定で、
歌舞伎の要素もふんだんに取り込まれています。
難しい要素ですが、市川染五郎が主役を張ることによって
嘘のない派手さが、本当に格好良い。
さらに、ぽたぽたと落ちる紅い花や、
豪奢な阿修羅城のセットなど、
妖しく、破滅的な美しさ、にどんどんひきこまれていきます。
そしてスティングの「マイ・ファニー・バレンタイン」など
時代にはそぐわないはずなのに、なぜかその世界観にばっちしハマる
菅野よう子さんの音楽世界が全力で華を添えます。
そんな美しくも妖しく哀しい世界の真ん中に立つのが、
恋をすると鬼になる女―宮沢りえ。
たとえば、四谷怪談や雨月物語を
最先端のVFXを使い、徹底的に耽美的に描こうとしたらこうなった、という感じでしょうか。
久しぶりに、美しい映画を見た気分でした。

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