「クイーン」 秋バラがキレイでした~
2009-12-02(Wed)
先日、友人の車でドライブしていると、
友人が突然、仕事先から呼び出される、という事態が発生しました。
普通なら、「そこから自宅とか、帰りやすい駅まで送っていくよ」というのが最低限、人としてのマナーだと思うんですが、
「ごめん、仕事入っちゃった!ここでいい?」
、、、、、ここっていうのは、この住宅地のド真中のことですか?
これが彼氏なら、市中引き回しの上打ち首獄門の刑です。
でも残念ながら?ただの友人だったのでカーナビから一番近い駅を探して、
そこで降ろしてもらいました。。。。。
駅名は「谷津」
。。。。。こんな機会でもない限り、やってくることは無かったであろうことだけは確かです。
そのまままっすぐ帰るのも悔しかったので、駅前に標示があった「谷津バラ園」に行ってみることにしました。
期待値ミニマム、というかむしろマイナスで向かったんですが、
これが何と意外に面白かった☆☆☆
たかがバラ、されどバラ、というか
色んな区分でカテゴライズされたバラも面白かったし、何よりそのネーミングセンス!!
仰々しさにちょっと笑っちゃうんですけど、なぜかそのバラを見ていると
「ほ~、なるほどねっ」と思っちゃったので、いくつか紹介します。
こちら、フレンチネイルみたいなキレイな柄の彼女は
その名の通り「フレンチ・パフューム」

私、バラの香りのする香水とかってキツくて苦手だったんですが、
本物のバラの香りって、うっとりするくらいイイ匂いなんですね!
なんか、桃っぽいというか、ふっくら水気を含んで滴るように艶っぽいというか。
こんな香りが再現された香水が出たら、真っ先に飛びついちゃうのにな~!!
そして世にも珍しい青いバラ、「ブルームーン」
同名のカクテルもこんな藤色ですよね。

いかにも「ばらですけど、何か?」というプライドの高そうな彼女は
「コンラッド ヘンケル」
なんかお金持ちそうな名前ですよねー。

「星の王子さま」に出てきたバラってのは、きっとこんなんだろうなあ~
と思わせる、ちょっと小ぶりで愛嬌があるこちらの方は、まさにドンピシャ
「スーパースター」(笑)

そしてそして、
この大輪で気品があり、彩り鮮やかなバラの名前は
「ダイアナ プリンセス・オブ・ウェールズ」

あの故ダイアナ元皇太子妃に贈られた花なのだそうです。
世界の王室に贈られたバラは多く展示されていましたが、
お国がらか、やはりイギリス王室にかかわりのあるバラが多かったように思います。
中でも、ひと際多かったのが、「ダイアナ」の名前を冠したバラでした。
彼女の死は世界中の多くの人が悼みました。
けれども1作、イギリス王室という視点から彼女の死を見つめた映画があります。
「クイーン」
友人が突然、仕事先から呼び出される、という事態が発生しました。
普通なら、「そこから自宅とか、帰りやすい駅まで送っていくよ」というのが最低限、人としてのマナーだと思うんですが、
「ごめん、仕事入っちゃった!ここでいい?」
、、、、、ここっていうのは、この住宅地のド真中のことですか?
これが彼氏なら、市中引き回しの上打ち首獄門の刑です。
でも残念ながら?ただの友人だったのでカーナビから一番近い駅を探して、
そこで降ろしてもらいました。。。。。
駅名は「谷津」
。。。。。こんな機会でもない限り、やってくることは無かったであろうことだけは確かです。
そのまままっすぐ帰るのも悔しかったので、駅前に標示があった「谷津バラ園」に行ってみることにしました。
期待値ミニマム、というかむしろマイナスで向かったんですが、
これが何と意外に面白かった☆☆☆
たかがバラ、されどバラ、というか
色んな区分でカテゴライズされたバラも面白かったし、何よりそのネーミングセンス!!
仰々しさにちょっと笑っちゃうんですけど、なぜかそのバラを見ていると
「ほ~、なるほどねっ」と思っちゃったので、いくつか紹介します。
こちら、フレンチネイルみたいなキレイな柄の彼女は
その名の通り「フレンチ・パフューム」

私、バラの香りのする香水とかってキツくて苦手だったんですが、
本物のバラの香りって、うっとりするくらいイイ匂いなんですね!
なんか、桃っぽいというか、ふっくら水気を含んで滴るように艶っぽいというか。
こんな香りが再現された香水が出たら、真っ先に飛びついちゃうのにな~!!
そして世にも珍しい青いバラ、「ブルームーン」
同名のカクテルもこんな藤色ですよね。

いかにも「ばらですけど、何か?」というプライドの高そうな彼女は
「コンラッド ヘンケル」
なんかお金持ちそうな名前ですよねー。

「星の王子さま」に出てきたバラってのは、きっとこんなんだろうなあ~
と思わせる、ちょっと小ぶりで愛嬌があるこちらの方は、まさにドンピシャ
「スーパースター」(笑)

そしてそして、
この大輪で気品があり、彩り鮮やかなバラの名前は
「ダイアナ プリンセス・オブ・ウェールズ」

あの故ダイアナ元皇太子妃に贈られた花なのだそうです。
世界の王室に贈られたバラは多く展示されていましたが、
お国がらか、やはりイギリス王室にかかわりのあるバラが多かったように思います。
中でも、ひと際多かったのが、「ダイアナ」の名前を冠したバラでした。
彼女の死は世界中の多くの人が悼みました。
けれども1作、イギリス王室という視点から彼女の死を見つめた映画があります。
「クイーン」
内容紹介
あの事故から10年。これまで決して語られることのなかった事故直後のロイヤル・ファミリーの混乱、
首相になったばかりの若きブレアの行動、そして女王の苦悩と人間性を描いた大ヒット作~
1997 年8月31日。チャールズ皇太子との離婚後、充実した人生の真っ只中にいたダイアナ元皇太子妃が、
パパラッチとの激しいカーチェイスの末、自動車事故によって急逝した―。
事故直後、英国国民の関心は一斉にエリザベス女王に向けられ、
たびたび取り沙汰されていたエリザベス女王とダイアナの不仲説への好奇心の対象となった。
民間人となった彼女の死に対して、エリザベス女王はコメントをする必要はないはずだったが、
絶大な人気を誇るダイアナの死を無視することは、結果的に国民を無視することとなる。
民衆の不信感は急激に増大し、エリザベス女王はたちまち窮地に追い込まれてしまう―。
ヘレン・ミレンがオスカーで主演女優賞を獲った映画です。
彼女の演技、そして作品は、この年の批評家賞を総ナメにしました。
残念ながら、私はヘレン・ミレンのことをあまり知らない上に、エリザベス女王の姿もぱっと思い浮かばないくらいなので、
彼女の演技がどれだけ女王に似てたのか、とかも分からないんですが。
けれど、
女王の個人としての人間性と、
王権の象徴としての格調との間で苦悩する姿は真に迫って惹かれました。
そしてクライマックス、
毅然とした態度に、それまで彼女をバッシングしていた人々が、思わず頭を垂れてしまうシーン。
管理人みるくも王権とか血統とか、あんまり興味ないタイプなんですが
ヘレン・ミレンが醸し出す、ある種の神々しさというのは、画面を通してでも鳥肌が立ちました!
英国王室のスキャンダルを描いた作品は数多く存在し、
日本でも時に大きく取り上げられる話題のひとつで、既にいささか食傷気味でもあるのですが、
この作品はちょっと衝撃でした。
作風うんぬんではなく、
ものごとを一面からしか見れていなかった自分自身に気づいたからです。
プリンセス・ダイアナ。
国民のプリンセス、悲劇の王女-
故ダイアナ妃に対して、個人的な思い入れなんて何もなかったはずなのに、
いったい全体どうして私は彼女の味方になっていたのでしょうか?
何の根拠もなく、彼女は王室の被害者だと、一体いつの間に思いこんでいたのでしょうか?
彼女が事故死してからこれまで、
おそらく世界中の多くの人がテレビや新聞を通して彼女を愛し、よき理解者になったのではないでしょうか。
それは作中にあったように、
正に「集団ヒステリー」なのかもしれません。
決して報道されていることが真実ではなく、
ものごとは一面から見てはいけない。と心に留めおいていたはずなのに、
今更ながら、世界を複眼で見つめるということの、その難しさに気づかされました。
あと、どこかで見たことある気がしたトニー・ブレア氏。
マイケル・シーンだったんですねー!
スタッフロール見るまで気づかなかった。。。。
私にとってマイケル・シーンといえば「アンダーワールド」のルシアンなので、
あのケモノスタイルから、スーツを着こなす洒脱な政治家への変身っぷりは、ちょっとびっくりしました。
役者ってすげー!

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あの事故から10年。これまで決して語られることのなかった事故直後のロイヤル・ファミリーの混乱、
首相になったばかりの若きブレアの行動、そして女王の苦悩と人間性を描いた大ヒット作~
1997 年8月31日。チャールズ皇太子との離婚後、充実した人生の真っ只中にいたダイアナ元皇太子妃が、
パパラッチとの激しいカーチェイスの末、自動車事故によって急逝した―。
事故直後、英国国民の関心は一斉にエリザベス女王に向けられ、
たびたび取り沙汰されていたエリザベス女王とダイアナの不仲説への好奇心の対象となった。
民間人となった彼女の死に対して、エリザベス女王はコメントをする必要はないはずだったが、
絶大な人気を誇るダイアナの死を無視することは、結果的に国民を無視することとなる。
民衆の不信感は急激に増大し、エリザベス女王はたちまち窮地に追い込まれてしまう―。
ヘレン・ミレンがオスカーで主演女優賞を獲った映画です。
彼女の演技、そして作品は、この年の批評家賞を総ナメにしました。
残念ながら、私はヘレン・ミレンのことをあまり知らない上に、エリザベス女王の姿もぱっと思い浮かばないくらいなので、
彼女の演技がどれだけ女王に似てたのか、とかも分からないんですが。
けれど、
女王の個人としての人間性と、
王権の象徴としての格調との間で苦悩する姿は真に迫って惹かれました。
そしてクライマックス、
毅然とした態度に、それまで彼女をバッシングしていた人々が、思わず頭を垂れてしまうシーン。
管理人みるくも王権とか血統とか、あんまり興味ないタイプなんですが
ヘレン・ミレンが醸し出す、ある種の神々しさというのは、画面を通してでも鳥肌が立ちました!
英国王室のスキャンダルを描いた作品は数多く存在し、
日本でも時に大きく取り上げられる話題のひとつで、既にいささか食傷気味でもあるのですが、
この作品はちょっと衝撃でした。
作風うんぬんではなく、
ものごとを一面からしか見れていなかった自分自身に気づいたからです。
プリンセス・ダイアナ。
国民のプリンセス、悲劇の王女-
故ダイアナ妃に対して、個人的な思い入れなんて何もなかったはずなのに、
いったい全体どうして私は彼女の味方になっていたのでしょうか?
何の根拠もなく、彼女は王室の被害者だと、一体いつの間に思いこんでいたのでしょうか?
彼女が事故死してからこれまで、
おそらく世界中の多くの人がテレビや新聞を通して彼女を愛し、よき理解者になったのではないでしょうか。
それは作中にあったように、
正に「集団ヒステリー」なのかもしれません。
決して報道されていることが真実ではなく、
ものごとは一面から見てはいけない。と心に留めおいていたはずなのに、
今更ながら、世界を複眼で見つめるということの、その難しさに気づかされました。
あと、どこかで見たことある気がしたトニー・ブレア氏。
マイケル・シーンだったんですねー!
スタッフロール見るまで気づかなかった。。。。
私にとってマイケル・シーンといえば「アンダーワールド」のルシアンなので、
あのケモノスタイルから、スーツを着こなす洒脱な政治家への変身っぷりは、ちょっとびっくりしました。
役者ってすげー!

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ジャンル : 映画