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料理研究家様のお宅で人生を考える日 「幸せのレシピ」
お仕事で、某料理研究家さんのお宅にお邪魔しました。

あざぶじゅばーんの閑静な住宅街の一画に、自宅兼教室を構えていらっしゃり、

旦那さんはフランスでお仕事、
大学生の娘さんは恋に忙しく、
猫と気ままに料理とパーティを楽しむ、、、、という、

絵にかいたようなセレブ。


しかも、ちょっとした気遣いも素敵で、
何事もポジティブシンキング。
常にいろんなアイディアがわきあがってきているというか、、、、

羨ましいの通り越して、
眩しくて目がつぶれるかと思いました、、、、

先生、その美肌は何でできてるんですかっ?!


料理が上手な人には、想像力が豊かな人が多いように思います。
自分の感性や、感受性の柔らかい部分をすごく大事にしている。

だからこそ、
料理の内容はもちろん、
誰と、どこで、どんな雰囲気の中で食べたいか、ということも重要で、
インテリアや食器、人間関係にも気を配れるんだろうなあーと思いました。


私が人間練れてないのは決して、
朝食抜きで、
昼はオフィスのパソコンの前でコンビニ弁当、
夜は狭くて荒れた部屋で一人でキムチとヨーグルトという、
あんまりにもあんまりな食生活なせいではありませんが、


食生活を変えて人間性も変わるんなら
安いもんだ
とも思うので、ちょっと気をつけてみようと思います。


そんなこんなで、今日は美食にまつわる映画をご紹介します。

「幸せのレシピ」




... Read more ▼


内容(「Oricon」データベースより)
マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイトは、どんな仕事も完璧にこなす仕事人間。
ある日、姉が交通事故で亡くなり、姉の一人娘のゾーイを引き取ることになるが、
なかなかうまく接することができない。
一方、仕事場ではケイトと正反対の性格のニックが副料理長として雇われることになり…。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ×アーロン・エッカート共演で贈るハートフル・ロマンス。



料理の腕は完璧だけれども、頑なな性格のゾーイ。

けれども、根は心優しい女性なのは、姉や姪に対する姿勢でよく分かります。

彼女のその性格がどうやって培われたのか
「ここは私のキッチンよ!!」という言葉で分かりますよね。

女性らしいまろやかさとか、優しさとか、
そういったものを殺しておかなくちゃ渡って行けない場面もあると、
社会で働く女性なら、身に覚えのある感情ではないでしょうか???


代わりに逞しさとか、粘り強さとかは身につきますが
確実に心が硬くなっていくのも事実、、、、

似たようなセリフも、私もついぞ呟いたことがあります。


特に、ゾーイのように、料理という男社会の中で
有名店のシェフの座を勝ち取り、維持していくというのは
並々ならぬ努力とストレスとの戦いがあったからこそなのでしょう。



アーロン・エッカート扮する、心の広いイケメンがさっそうと現れ、
彼女の心を優しく解きほぐしてハッピー・エンド。。。。。と、
曲解のしようもない、しごく真っ直ぐなストーリーなのですが


自分の城を守り、
妹の死を乗り越え、姪を身の内に抱え込んで、
なおファイティングスピリッツを失わないゾーイの強さにこそ憧れます。


まあ、人間丸い方がいいにこしたことはないんですけど。


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