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「愛を読むひと」 
きゅんと切ない映画が見たいな~(*#′∀`艸)

と「愛を読むひと」を見てきたのですが。。。。。


きゅん、どころか

大やけどです(TwTlll)

愛って苦しい。。。。

「愛を読むひと」

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内容
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」を、
「めぐりあう時間たち」の監督&脚本家コンビが映画化。
1958年のドイツ、15歳のマイケルは、21歳年上のハンナとベッドを共にし、
彼女に頼まれて本を朗読してあげるようになるが、
ある日突然、彼女は姿を消す。
時は流れ、戦時中のある罪を問われて投獄されたハンナのために、
マイケルは物語を朗読したテープを刑務所に送り続けるが……。
第81回アカデミー賞でケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞。




15歳の男の子の、淡く切ない一夏の、初恋の思い出―

の、はずでした。



彼の中で美しく昇華されるだけの、若い日の棘は、
ある日、一生を縛る呪いのような愛の呪縛へと変貌してゆきます。


時代設定は、第二次世界大戦をまたぐドイツ。
難しい時代だと思います。

戦後補償、戦争裁判を経て、
戦争により、勝者も敗者も、みな不幸だったことに気付かされる。


私には、ハンナの行いや、
ハンナに罪を押しつけた人々、裁いた人々をどうこう言う資格はありません。

あの時代を語るには、まだ知らないことが多すぎる。


けれども、
かつて愛した人が、目の前で弾劾され、貶められるマイケルの心は慮れます。

ハンナの秘密に、あの場でただ一人気づき、
そして法律家の卵として守るべき、法の正義を無視し
彼女のプライドを守るために、密かな共犯者となり、
共に傷ついた強さと優しさには、心打たれてしまいました。


そんなナイーブな少年を演じるのはデヴィッド・クロス
世界的にはまだまだ無名の役者さんですが、
ケイト・ウィンスレッドを前に、濃厚なラブシーンを堂々と演じきった度胸と
裁判を傍聴しながら、苦悩し傷つき憤り、そして諦観へと向かう心の葛藤を表現しきった素晴らしい演技力とは
今後もっと評価されていくのではないでしょうか。


そしてオスカーを受賞したケイト・ウィンスレッド
代表作「タイタニック」でも脱ぎっぷりの良さを見せた女優さんですが、
決して「脱ぎたがり」な訳ではありません。
「脱ぎっぷりがいい」のです。

当初、ケイトの代役にはニコール・キッドマンがキャスティングされていたそうです。
失礼ながら、二コールではこの役は表現しきれなかっただろうな、とも思います。

何故なら、二コールの裸は、美しく整っているから。


30歳の、孤独を抱えた車掌の
豊満で、がっちりしていて、少し歪つで、人間らしい裸。

女優として、その裸と、いっそ色気も感じないような脱ぎっぷりはどうか―
と思うようなシーンもあるくらいです。

しかも、
裁判の憔悴し、混乱するシーンや、
年老いて鄙びた姿などもあるため、どのシーンも一層生生しい。


それを体当たりで演じきったケイトのハンナは、
見ていて辛くなってしまうほどに生々しい。
役に血肉が通うとはこのことか、と
改めてオスカー女優の実力に感服しました。



シーン別の緩急もはっきりしていて、
ストーリーとしても惹きこまれやすく、秀逸です。

美しく官能的な日々を描いた前半部分と、
激情の中盤シーン、
そして確信的にハッピーエンドを避けるラストシーンまでの
熾火が消える前に、静かにパチパチと爆ぜるような心のやりとり。


全てを見終わった後に、心に去来するものを
言い尽くすことはできません。

でも、マイケルがそうしたように、
誰かにハンナのことを伝えたくなるのです。


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テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

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(非公開コメント受付中)

あと味が悪い映画ですが・・・
 TBありがとうございました。
 私もちょくちょく映画の感想をブログに書いて来ましたが、これほどTBがついたことはありませんでした。
 観たことを誰かと共感したい、誰かとあの映画のことを話したい、そう感じる方々が多いということなんでしょうね?
 いるんなブログで「愛を読むひと」について書いておられる感想を見てみましたが、考え方、語り口は違っても、それぞれに趣きのあることを書いておられるて感心します。
 みるくさんはもしハンナ役を降りずにニコール・キッドマンがあの映画のハンナ役を演じていたらということを書いておられましたが、面白い切り口だと思いました。ニコール・キッドマンが演じていても、素晴らしい作品になったと思いますが、あくまで私個人のイメージですが、ニコールだと透明感がありすぎて、ドロドロした感情をもったハンナ役を演じるのは違和感があるように思いました(みるくさんは生々しいと表現されていましたが、ニュアンスとしては同様です)。
 ケイト・ウィンスレッドって今年でまだ33歳なんですね。よくあれだけ重みのある演技ができるものだと感心しきりです。
 マイケルの若い頃を演じたデヴィッド・クロスも十代なのに、複雑な心理が絡む役を本当にうまく演じていたと思います。
 早くクローズアップされるぎると、その後、埋もれてしまう人もいますが、今後も是非とも演技派として輝いて欲しいものですね。
 あと味は決していい映画ではないですが、人間として忘れてはならない何かが描かれていて、少し時間をおいて、もう一度見返してみたい、味わい深い映画でした。
No title
これ、観たいと思ってたんだぁ!!
でも今のわたしがこんな苦しい映画観て
生きて帰れるかしら(iДi)
TB恐縮
TBを恐縮しております。
ブログは意見させていただきました。
精力的な編集ですね。
参考になりました。
>みむさん
コメントありがとうございます。

確かに、いろいろと考えさせられ、そしてそれを誰かに伝えたくなる映画だったと思います。
役者陣の熱演も、すごく見ごたえがありましたよね!
ケイトは勿論、デヴィッド・クロスは次回作も大いに期待したいです◎◎
>おむちゃん
心身ともに健全なコンディションで見ないと撃沈します(笑
あと、けっこうエロスなんで、
一緒に見に行く人のセレクトにも用心してね~
たにしの爺
コメントありがとうございます

こちらこそ、勝手にTBつけさせていただき、恐縮です。
確かにエンドロール中に立ちあがる方は少なかったように思います。
読後感というか、見終わった後にずっしりとくる映画でした。


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