「容疑者Xの献身」 男泣きに涙する映画
2009-08-06(Thu)
みなさん「男泣き」ってどう思われますか?
友人は「許せない」とか「母性本能がくすぐられる」とか賛否両論でしたが、
管理人は「秘めた姿」を見せてくれたような気がして、
相手をぐっと身近に感じることができるような気がします。
女子が泣いているシーンは街中や職場でも見かけます。
けど、女の子がホロホロ泣いてるのは
可哀想だなあ、、、と思う反面、ちょっとイラっとしてしまうのは
涙は女の武器と知る、同性ゆえの厳しさかもしれません(((=ω=)))ブルブル
むしろ、涙を一生懸命にこらえる真っ赤な目や、
トイレに駆け込んで1人で肩を震わせる姿の方が、すごく好感をもちます(*´・ω・)´-ω-)
じゃあ逆に男子は?
必死に涙をこらえる姿もドキっとしますが、
こらえきれない涙があふれているのも、すごく心打たれてしまいます。
「男が泣くのは親の死に目だけ」と昔の人が言ったほど、
ある意味、とても秘められた姿だからかも知れませんが、
そんな姿まで見せてくれるんだ、、、、という気になります。
だからといって、つまんない理由でメソメソ泣かれるのもひきますけど(゚Д゚;∂ポリポリ
映画やドラマでは最近よく見る「男泣き」
女性以上に、キレイにホロリと泣く俳優さんも多い中、
久しぶりに背筋が震えるような「慟哭」を見た映画があります。
「容疑者Xの献身」
友人は「許せない」とか「母性本能がくすぐられる」とか賛否両論でしたが、
管理人は「秘めた姿」を見せてくれたような気がして、
相手をぐっと身近に感じることができるような気がします。
女子が泣いているシーンは街中や職場でも見かけます。
けど、女の子がホロホロ泣いてるのは
可哀想だなあ、、、と思う反面、ちょっとイラっとしてしまうのは
涙は女の武器と知る、同性ゆえの厳しさかもしれません(((=ω=)))ブルブル
むしろ、涙を一生懸命にこらえる真っ赤な目や、
トイレに駆け込んで1人で肩を震わせる姿の方が、すごく好感をもちます(*´・ω・)´-ω-)
じゃあ逆に男子は?
必死に涙をこらえる姿もドキっとしますが、
こらえきれない涙があふれているのも、すごく心打たれてしまいます。
「男が泣くのは親の死に目だけ」と昔の人が言ったほど、
ある意味、とても秘められた姿だからかも知れませんが、
そんな姿まで見せてくれるんだ、、、、という気になります。
だからといって、つまんない理由でメソメソ泣かれるのもひきますけど(゚Д゚;∂ポリポリ
映画やドラマでは最近よく見る「男泣き」
女性以上に、キレイにホロリと泣く俳優さんも多い中、
久しぶりに背筋が震えるような「慟哭」を見た映画があります。
「容疑者Xの献身」
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
東野圭吾の直木賞受賞作を、福山雅治と柴咲コウ共演で映画化。
貝塚北警察署の刑事・内海から殺人事件の相談を受けた湯川学は、
かつての親友である天才数学者・石神哲哉が事件に深く関わっているのではと疑念を抱き…。
共演は堤真一と松雪泰子。
この映画で主役湯川学を完全に凌駕する存在感を見せたのが
容疑者xこと、石神哲哉を演じる、堤真一さんです。
「探偵ガリレオ」シリーズの特徴として、
視聴者に最初に犯人を提示して、それからどうやって謎解きを進めていくのか―
を見せる方式なのですが、
湯川の謎解きではなく、
天才数学者石神の、嫉妬や独占欲といった人の心理をも逆手に取った
哀しい自己犠牲の完全犯罪に巻き込まれていたことに気づいた時は衝撃です。
ガリレオこと、湯川を以てしても崩すことができなかった完全犯罪は
「庇われる者の良心」によって瓦解してしまうのですが、
その時の堤真一の泣きの演技が、本当に素晴らしいんです!
逮捕され、光あふれる廊下を歩く石神の横顔は
諦観に侵されつつも、いつも暗く俯いてばかりいた彼が、初めて空を、光を見上げたシーンでした。
一生をかけた「献身」は、あまりに哀しすぎるものでした。
けれどもそれは、孤独な石神にとっては唯一の希望だったのです。
けれども、それを奪われた瞬間―
正に「慟哭」
今までの「静」の演技は、すべてこのワンシーンを引き立てるためでけにあったかのような、
痛々しく心に刺さる「男泣き」でした。
しばらく、この堤真一を超える泣きの演技は見られないだろうなー、
と思うくらいに凄かったです。
作品としては、
フジテレビの人気ドラマ「ガリレオ」の映画化作品でしたが、
ドラマ版より原作寄りの仕上がりになっています。
「月9」ならではの、ラブドラマの要素や、コミカルな雰囲気が薄れ、
ドラマ版とは異なるかなりシリアスで、重厚なテイストの作品です。
西谷監督はCX系ドラマの演出を手掛けられる方で、
管理人は「白い巨塔」はかぶりついて見てました。
もちろん、ラブコメなんかも手掛けられてますが、
シリアスな作品をどっしりと演出される印象なので、
ソフト路線のドラマ版とは一線を画するディレクションがすごくハマってよかったと思います。
いま公開中の「アマルフィ」も監督されているのですよね~
重厚な作品と聞いてるので、こちらも見るのが楽しみですヾ((`・∀・´)ノ

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・容疑者Xの献身@映画生活
東野圭吾の直木賞受賞作を、福山雅治と柴咲コウ共演で映画化。
貝塚北警察署の刑事・内海から殺人事件の相談を受けた湯川学は、
かつての親友である天才数学者・石神哲哉が事件に深く関わっているのではと疑念を抱き…。
共演は堤真一と松雪泰子。
この映画で主役湯川学を完全に凌駕する存在感を見せたのが
容疑者xこと、石神哲哉を演じる、堤真一さんです。
「探偵ガリレオ」シリーズの特徴として、
視聴者に最初に犯人を提示して、それからどうやって謎解きを進めていくのか―
を見せる方式なのですが、
湯川の謎解きではなく、
天才数学者石神の、嫉妬や独占欲といった人の心理をも逆手に取った
哀しい自己犠牲の完全犯罪に巻き込まれていたことに気づいた時は衝撃です。
ガリレオこと、湯川を以てしても崩すことができなかった完全犯罪は
「庇われる者の良心」によって瓦解してしまうのですが、
その時の堤真一の泣きの演技が、本当に素晴らしいんです!
逮捕され、光あふれる廊下を歩く石神の横顔は
諦観に侵されつつも、いつも暗く俯いてばかりいた彼が、初めて空を、光を見上げたシーンでした。
一生をかけた「献身」は、あまりに哀しすぎるものでした。
けれどもそれは、孤独な石神にとっては唯一の希望だったのです。
けれども、それを奪われた瞬間―
正に「慟哭」
今までの「静」の演技は、すべてこのワンシーンを引き立てるためでけにあったかのような、
痛々しく心に刺さる「男泣き」でした。
しばらく、この堤真一を超える泣きの演技は見られないだろうなー、
と思うくらいに凄かったです。
作品としては、
フジテレビの人気ドラマ「ガリレオ」の映画化作品でしたが、
ドラマ版より原作寄りの仕上がりになっています。
「月9」ならではの、ラブドラマの要素や、コミカルな雰囲気が薄れ、
ドラマ版とは異なるかなりシリアスで、重厚なテイストの作品です。
西谷監督はCX系ドラマの演出を手掛けられる方で、
管理人は「白い巨塔」はかぶりついて見てました。
もちろん、ラブコメなんかも手掛けられてますが、
シリアスな作品をどっしりと演出される印象なので、
ソフト路線のドラマ版とは一線を画するディレクションがすごくハマってよかったと思います。
いま公開中の「アマルフィ」も監督されているのですよね~
重厚な作品と聞いてるので、こちらも見るのが楽しみですヾ((`・∀・´)ノ

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