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「かもめ食堂」 有給使って旅行に行こう!
めでたく転職先が決まったみるくですがー、

そう、その後には世にも面倒くさい、退社交渉なるものが待っておりました。


多くの先人たちに「もめますよ」と言われ覚悟はしていたんですが、、、、
うーん、転職活動よりよっぽどしんどい(;´Д`A ```


何ら生産的でない感じが、また凹みます。



結局、お互いの要望を半分ずつくらい飲んだ、折衷案で折り合いがついたのですが
6月に異動した先の、みるくの上司が、ちょっと変わった人でして、、、アセアセ... ( -`Д´-;A)


最初は、恩義も思い入れもある会社なので、こっちが譲歩してたんですが
何かとああだこうだと何癖をつけられ、お互いに不愉快になるばかりなので


「これ以上、我慢してまでこの人に尽くす義理はない」
直接社長に細かい退社交渉をして解決しました。


そんなワケで、立つ鳥跡を濁しまくっている=(;゚;Д;゚;;)⇒ところなんですが、
変わった上司のおかげで?諦めていた有給休暇を全部消化することができるようになり!


8月末からわたし夏休みーーーー♪⌒ヽ(*゚ω゚)ノ ヤッターッ!



そんなワケで、わたし旅に出ようかと思います。
(ここからが本題です。長い前置きですみません)


場所はまだ決めてませんが、できるだけ遠い場所がいい。



皆さんは、旅の目的地ってどうやって決めます?


テレビ?雑誌?広告?旅行代理店のカウンター?パンフ?クチコミ?ネット?



私は例によって例の如く、
「好きな映画の舞台」で決めます。


フィレンツェのドォーモで「冷静と情熱の間」ごっこをしたいがためにイタリアへ
紫禁城を走りまわって「ラスト・エンペラー」ごっこをしたいがために中国へ



そんな恥ずかしい観光客です・:*ゞ(∇≦* )ガハッ



今のところ検討してるのは
「君の瞳に乾杯☆」をやりにモロッコ(映画「カサブランカ」)
チェ・ゲバラになりきり自分探しにペルー(映画「モーター・サイクル・ダイアリーズ」)
ホンモノのお宝を探してサグラダファミリア(映画「ルパン三世~お宝返却大作戦~」)


そして、
優しい時間が流れる森でキノコ狩りをしにヘルシンキへ


「かもめ食堂」




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フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。
お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。
悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、
個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。



小林聡美、片桐はいり、もたいまさこと

日本でも一緒だったらぎょっとしそうな取りあわせの3人が、
なぜかフィンランドのヘルシンキで出会い、「かもめ食堂」という日本食堂を開いていく話です。


オールヘルシンキロケで評判になったようですが、
カットのほとんどが店内で、ぶっちゃけセットでも対応できたんじゃあ、、、、と思わなくもなかったり(艸゚Д゚);∵:

でも、やはり、緯度の高いの国の独特な光の入り具合は、実際に行かないと採れないですよね。


ネパールで日本食の店を開業した知人曰く
実際に、一人で海外に飲食店を出店するのは
こんなのんびりはしてられないくらい、大変なことだそうですが、、、

なので、ある意味では大人のファンタジー映画だと思います。




日常の幸せをテーマに描く邦画には、
どこか寂寞感や、諦観を覚えることが多いのですが、

この映画は、ただただ癒され、ほっと息をつくことができます。


出会うべくして出会ったワケありな女が3人、
優しい現地の人びとに、
おしゃれなインテリアに囲まれた、小じんまりとして清潔な店、
滋味あふれる素朴な料理と、
朝早くから穏やかに時間が流れる生活、、、、



優しい手触りのものばかりが詰め込まれ、
けれども不思議に押しつけがましかったり、浮足立ったりした空気を感じないのは

主演の3人の醸し出す雰囲気こそが浮世離れしているからでしょうか(笑
オールロケにこだわった、ヘルシンキという場所の本物の空気がそうさせているのかもしれません。




何かを得るには何かを捨てる、とか
幸せになる秘訣は諦めることだ、とか

世知辛い世の中の不文律なんて、あのヘルシンキの空の下では無意味になってしまうんじゃなかろーか、と思えます。




世の中には、幸せのために諦めるものも、取りこぼすことも何もない。

美味しい料理と、着心地のいいブラウスがあれば、
たとえそれが地球最後の日であっても、気分上々に過ごすことができる。



そんな気がしてくるんです。



自分が転機を迎えているからでしょうか、
小林聡美のセリフが心に残りました。


人はずっと変わらないでいることはできない。

けれども、
いい方に変わっていきたい―。



常にそう思いながら、変わる自分を楽しんでいきたいなあ。



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かもめ食堂@映画生活

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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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(非公開コメント受付中)

こんにちは(^o^)
退社交渉ですか~、お疲れさまでした(´Д`;)ヾ
そしてバカンスの旅おめでとうございます!いいな、いいなヽ(´∀`*)ノ

私は旅行ならゴハンの美味しいところと決めているのでイタリアか中国ですかねぇ。。。☆
「冷静と情熱の間」は江國さんのほうだけ読みました(笑

最近日本の映画は観てないけれど、かもめ食堂、観てみようかなぁ~

素敵なバカンス、気をつけて行ってらっしゃいませ~~♪
No title
>まいさん

ご訪問&コメありがとうございます!

そうなんですよ~バカンス、行って参ります☆
ご飯がおいしい場所というポイントは重要ですよね、、、、

以前、エジプトに行った時はスフィンクスよりピラミッドより、ご飯が美味しくないことに衝撃を受けました。

かもめ食堂オススメですよ!
ちょっぴり凹んだときとかに癒され映画としてどうぞ~
お勧め旅行地
先日は、うちのブロぐにいらしていただき、
ありがとうございました。

ーで、お勧め海外ですが、
私が行った中では、ヨーロッパ。
それも、地中海にめんした比較的南が、
お勧めです。
スペイン・ギリシャ・トルコあたりですかね。
ギリシャのオプションでエーゲ海クルーズが
あったのですが、モロニ「マンマ・ミーア」の
世界の風景で美しいですよ!
私が乗った観光船は(けっこう大きい)
デッキの先端にロープが張ってあり、
日本語で「タイタニックのマネはしないで下さい」と、書いてあり進入禁止でしたが、
外人はくぐってやっていました。
添乗員さんにそのことを話すと、
「イタリア人には、何を注意しても無駄なんです」と、言っていたのには笑いました。
No title
>ばるたん(V)o¥o(V)さん
こちらこそ、コメントありがとうございます!
ギリシャいいですねえ!!
ミコノス島とか、ゆっくり滞在して魂の洗濯したいです。
私は一昨年トルコに行ったんですが、イスタンブールの光景は忘れられません!
いいですよね、地中海。

>「イタリア人には、何を注意しても無駄なんです」と、言っていたのには笑いました。
確かにそうかも(笑
ダビンチコードに登場したローズラインをたどってくるというのはどうでしょうか?
ジャストアイデアですが。
>redpaprikaさん
ダヴィンチ・コード!
あの映画も旅への誘惑をそそる作品でしたよねえ。

旅行会社からやったらパンフを集めている日々ですが(笑)
今年はイタリア方面がすごく人気みたいですよ~
アマルフィ効果とかもあるんでしょうか。
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