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チュニジア旅行記16 5日目~クサール・ギレン→パンシー・ホテル→砂漠の夜~
ドゥースを通過し、いよいよ景色は砂漠へと入っていきます。

数年前にクサール・ギレンまでは道路が整備され、
道路沿いには砂よけの塀のようなものも立っていますが、

DSCN8668.jpg

完全に砂に侵食されています。

これは、乗り上げちゃうとタイヤがスリップして危険らしいのですが、
ものともせずに「これはパリダカか?!」という勢いで砂漠の真ん中を突っ走っていきます。


上下する車体に、体と胃が浮く~!!!

これは楽しいけど苦しい~、、、と思っていると、突然ストップ。

DSCN8669.jpg


道路は常にラクダ優先です。


... Read more ▼
砂漠のオアシスに立つテントキャンプ群の中にあるパンシーホテルに到着しました。

DSCN8601.jpg


5つ星級のホテル扱いで、超快適です!
他にもランク様々なテントがいくつかありますが、
ここはシーツもキレイだし、クーラーも完備なので、夏場は絶対オススメです!

DSCN8602.jpg

あと、敷地内に大きな塔が立ててあり、ここから砂漠を一望できるのもうれしい☆




そしてここでトラブル発生。。。。

この日、夕日を見にラクダに乗って砂漠に行くはずが、
先方の都合で翌朝行くことに。

これには納得できない諸々があったのですが、、、、、
後ほど語りたいと思います。



そんなワケで、

ラクダに乗れないことになったので、
夕日を見に、徒歩で砂漠にでました。

DSCN8612.jpg


この日はかなり風が強く、風紋が生き物のようにうねる感じも素敵でした。

DSCN8615.jpg


風の音に混じって、
何かチリチリとすごく小さな音がする-

砂が転げる音だと気づいた時は、本当に感動しました!


吹く風も、遠く遠く砂漠を渡ってくるので、
何か不思議な暴風の音です。


日本では、家や木などに当たってたてる音を風の音と認識しますが、

本当に何も無い、ゴウ、ともビュウ、とも形容しがたい音。



日本では決して聞くことのできない音でした。




いよいよあたりが暗くなってきたので、
テントに戻り、ホテルの食堂へ。

この日はビュッフェ形式で、どのお料理もとても美味しかったで~す!


素敵なBarもレセプション横に立っているので、
砂漠の夜を楽しみたい、という人はぜひ立ち寄ってみてくださいませね~




そしてそして、ここでまたアクシデントが、


なんと、突然の雷!!

実は夕方からかなり曇っており、砂漠の満点の星空は見れないのかー↓とがっかりだったのですが

まさか、雷が鳴るなんて!!


空はばーっと光るのに、音はまったく聞こえない。
虫の鳴き声とかが聞こえるほど、静かです。


遮るものも明かりも無いので、遠くの雷が見えるんだなーと気づき
「じゃあ雷見物と決め込むか」
敷地内の塔に上りました。



空を染め上げる一瞬の光と、見渡す限り照らし出される砂漠の遠景。


雷は、その昔は「神鳴り」と呼ばれていたのだ、ということを
この異国の土地でふっと思い出しました。



美しいのだけれど、強大な力を持った禍々しさというかー

人間の本能的な部分に訴えかける恐怖感と、
だからこそ目が引き離せない魅力。





しばらく、その力強くも不思議な光景に見入ってしまっていたのですが、

そのうち雷鳴が聞こえ始め、イナヅマが走りだしたところで、
危険を感じて塔を降りました。



そして、途中で、ホテルのおじさんに会い、
日本語とフランス語でサハラの魅力について語り合い(お互い何言ってるかは分かりません)

テントに戻ったところで豪雨が!



乾季に雨だなんて、どれだけ雨女なんだよー、、、、


雷と、テントにあたる雨粒の音で相当うるさかったのですが
あっさり寝入ってしまいました。


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